prometekのブログ

ヨーロッパのトレンド、ビジネス情報の発信

フランスの地産地消への動き

フランスはヨーロッパ最大の農場国です。EUの農業生産総額の18%以上を占めていますが、農業大国とはいえ、流通しているオーガニック農作物はほぼ輸入に頼っています。フランスの有機農家はほとんがが小規模農家ですので、フランス産のオーガニック農作物は輸入品により値段的に弾き出されました。そこで鮮度と質で勝負ができる直売形式にて農作物を販売する農家が増えていきました。消費者は地元で育った新鮮な野菜を卸値で購入でき、環境に優しい地産地消をサポートする事ができます。食料自給率120%のフランスならではの贅沢で効率的かつ双方経済的な農産物・畜産物の直売についてお伝えします。

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日本酒値段比較(フランス価格)

日本酒は海外では「サケ」と呼ばれ、比較的簡単に手に入れる事が出来るようになりました。ネットショップも充実しています。また、アジア食材専門店では必ず日本産の日本酒が置いてあります。私がよく行くフランス・オートサヴォアール県のアジア専門店(アンコールストアー:http://www.angkor-store.com)とスイス・ジュネーブの日本食材専門店(うちとみ:https://www.uchitomi.ch)での販売価格、また各ネットショップでの販売価格を日本価格と比べてみましたので、ご報告いたします。

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オーガニック農作物と栄養価

科学的にはオーガニック農作物と非オーガニック農作物では栄養価に差はないそうです。報告されている内容を簡単にお伝えいたします。

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オーガニックラベルの種類と持続可能な魚消費

EUやフランスの正式ロゴの他にも数種類のオーガニック認定機関があり、独自の基準を設け独自ラベルを使用しています。それらのラベルはEUのオーガニック規格が緩すぎる事と産業化された有機栽培に対して抗議する為、また本来の意味での有機栽培、そして生産者を尊重する為に新たに誕生しました。代表的なラベル、持続可能な魚の消費についてお伝えいたします。

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機能性表示食品

日本では2015年4月から「機能性表示食品」制度が始まりました。ヨーロッパでは2012年に「健康強調表示」を一掃する為に承認制度を設けました。具体的にどんな表示が許可・規制されているかについてお伝えします。

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オーガニック基準の矛盾

オーガニック農法の矛盾点として

1)農薬の使用:オーガニックでも非オーガニックでも殺虫・殺菌効果が有る。

2)雄性不稔F1品種の使用:遺伝子異常と近年の男性不妊症。

3)オーガニック産業:産業化がもたらす環境問題。

についてお伝えいたします。

 

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