prometekのブログ

ヨーロッパのトレンド、ビジネス情報の発信

食品産業

オーガニックである必要性の低い野菜・果物

欧米のオーガニック熱については、以前お伝えしました。オーガニックが庶民的な価格にて販売されているとは言っても、やはりオーガニックは多少値が張ります。また、食べたい野菜・果物がオーガニックで提供されていない事も多々あります。今回は常に(非オ…

日本のお茶

フランスは基本的にコーヒー文化が根付いていますが、近年お茶への関心が高くなってきています。特に緑茶は健康に良いというイメージが強く、抗酸化物質が豊富、デトックス効果がある、コレステロール値を下げる、代謝を上げる、脂肪燃焼効果がある、糖尿病…

フランスの地産地消への動き

フランスはヨーロッパ最大の農場国です。EUの農業生産総額の18%以上を占めていますが、農業大国とはいえ、流通しているオーガニック農作物はほぼ輸入に頼っています。フランスの有機農家はほとんがが小規模農家ですので、フランス産のオーガニック農作物…

オーガニック食品製造業内のカーテル

オーガニック食品業界では加工・販売は多国籍大手食品会社のカーテルに属し、農作物生産は農化学カーテルの手にある現状、そして有機農家がF1品種を購入する理由についてお伝えいたします。

オーガニック農作物と栄養価

科学的にはオーガニック農作物と非オーガニック農作物では栄養価に差はないそうです。報告されている内容を簡単にお伝えいたします。

オーガニックラベルの種類と持続可能な魚消費

EUやフランスの正式ロゴの他にも数種類のオーガニック認定機関があり、独自の基準を設け独自ラベルを使用しています。それらのラベルはEUのオーガニック規格が緩すぎる事と産業化された有機栽培に対して抗議する為、また本来の意味での有機栽培、そして生産…

機能性表示食品

日本では2015年4月から「機能性表示食品」制度が始まりました。ヨーロッパでは2012年に「健康強調表示」を一掃する為に承認制度を設けました。具体的にどんな表示が許可・規制されているかについてお伝えします。

オーガニック基準の矛盾

オーガニック農法の矛盾点として 1)農薬の使用:オーガニックでも非オーガニックでも殺虫・殺菌効果が有る。 2)雄性不稔F1品種の使用:遺伝子異常と近年の男性不妊症。 3)オーガニック産業:産業化がもたらす環境問題。 についてお伝えいたします。

フランス食品保証ラベルの種類

フランスでは美食・食文化の維持に関する法律が幾つもあります。ユネスコの無形文化遺産でもあるフランス料理は、各種の規格・認証制度にて守られています。(ちなみにフランス料理、地中海料理、メキシコ料理、和食がユネスコ無形文化遺産に登録されていま…

EUオーガニックラベル基準

オーガニック食品は自然や環境に配慮した有機農法により生産された農産物に与えられる品質証明の表示です。化学合成物(殺虫剤・農薬・肥料)を使用しない(一部規制緩和されている物質もありますが)、輪作により土壌の再生を図る、有機肥料を利用する、遺…

ヨーロッパとオーガニック食品

ヨーロッパにおけるオーガニック農産物の売り上げは10年間で4倍に増えました。フランスの実例を中心にヨーロッパでオーガニック市場の成長についてお伝えします。

世界の食トレンド

先進国の食に関しては、トレンドはどこも同じです。 一言で言えば、二極化。 「安ければ、安い程よい」と「質が良ければ、良いほど良い」。 経済の二極化によるものと思われます。 和食・日本食材は「質が良ければ、良いほど良い」に分類されます。 ブラジル…